★Player★ レビュー '83年結成、日本人ならではの叙情性とロック・サウンドを融合させて、独自のスタイルを築きあげてきた絶対無が通算4枚目のオリジナル・アルバムを完成。 独自のスタンスでの活動ながらすでに20年以上のキャリアを持ち、欧州、米国でも高い評価を得ている。 サイケなギターサウンドとドラミング、そしてそこに要子のモノローグ的なヴォーカルが加わるのだが、組曲的かつ演劇的なミステリアスさがかなり印象に残る出来栄えだ。 その持ち前の和風な旋律がオルタナ、プログレetc.といった一癖も二癖もある音楽性をまとう化学変化もさることながら、"あなたの子がほしいわ 誰も見てないもん"とか"死ねばよかったと思いきや"・・・鮮烈な言葉の世界に触れないわけにはいかない。 アップトゥデイトな音楽とは思えないけれど、何年か後に聴いても、この鮮烈さは薄れないはず。
★CDジャーナル★ レビュー 「和とロックの融合を目指した独特の日本土着サイケ/ロックを聴かせるベテラン・トリオの2年ぶりのアルバム。内省的な詞とスペイシーでスピリチュアルでプログレッシヴなサウンドが新鮮に響く異色作。」
★James Santillana (USA professional writer)★ レビュー The title "Oiran" in Japanese culture is roughly defined as a courtesan of high class and nobility and were said to be highly skilled at Japanese instruments. This album embodies those characteristics in its upbeat tracks and passionate lyrics. Of course instead of the classical 3 stringed shamisen instrument we get a dose of modern accompaniment which treats each song with fervent vibe. Often lighthearted and hard, the songs inspire psychotropic moods without the influence of abusive substances. 【和訳】 アルバムタイトルの「花魁」は、日本文化の中では上流階級、貴族の高級娼婦と定義されており、日本の楽器に非常に熟練していると言われていた。このアルバムは、それらの特徴をそのアップビートな楽曲、激しい歌詞の中に表現している。 古典的な楽器「三味線」の代わりに、各楽曲を熱く表現した現代的な演奏を聴くことができる。 しばしば気楽で、しばしば真面目で...それらの楽曲は、暴力的、虐待的な物質、要素に影響を受けていない、向精神薬的な雰囲気を醸し出している。
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