長きに渡り沖縄県のアンダーグラウンドシーンでMCとして活動を続けていたラッパー、STRAIN3000が遂に動き出した!!一時は県内のヒップホップシーンから退き、表に出ることは決してなかったが、2006年にSOHと共にレーベル「FREEZONE CORESYS RECORDS」を立ち上げ、ヒップホップユニット「KING CLASSIC SOUND」のMCとして精力的に活動を再始動する。 世の中の不条理、病疫、矛盾をその独自の観点で見つめ、鋭く突き刺す言葉の連続、巧みなフロウ、ライミングセンスは圧巻。またその攻撃的なリリックとは裏腹に自身が持つ、苦悩、弱さ、葛藤も描かれている。 ソロ活動時代の収録曲やKING CLASSIC SOUNDの新曲はもちろん、他のMC勢のコラボ曲など多数収録したその内容は正にヘヴィーウェイトアルバムとなっている。この一枚で約六年間ラッパーとして活動を続けてきたSTRAIN3000の培ってきた経験とスキルが十分堪能できる作品といっても過言ではないだろう。
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