全ジャンル足利代表。和製ZAPPAか!?
栃木県足利市。という狭い街は古き良き文化に囲まれた一見とても知的で静かな街だ。それとは裏腹にその音楽シーンは実に過激で、やかましく、おもしろいバンド達であふれている。その一つの断片としてこのミニアルバムを聴いてほしいとおもう。Daimonというバンドは2002年に結成され た足利オルタナバンドの代表格だ。そこから派生して生まれたのがプログレまがいのバンド、DaimonOrchestraである。今回このアルバ ムに収められた4曲はいずれも詳しいジャンルには当てはまらない。が、言ってみればロックだ。サウンド的には変拍子、ノイズ、JAZZ、 CLASSIC、LATIN、祭りビートetc、をPOPに仕上げたどこにもあるようでないサウンドである。そこにスリリングなキメやアンサンブ ルで曲をドライブさせていく。そこがロックだ。是非聴いてからライブに参戦してほしい。緊張と緩和と笑いが同居した、まるでサーカス小屋にいるか のような体験ができるはず。このアルバムは正にその断片だ。
ぽりぽりむにむにしたベースとちょっと弱気に反射する音像のギターがヘッドフォンの両サイドから聴こえてきます。 一瞬、MINUTEMEN風の演奏、しかし歌が始まると一気にコード感が消え去って、その感じがおもろいです。 80'sUSパンクとJ-ROCK風の歌唱。これは他には無いなと。3曲目以降、急に人数が増えて、より一層独特の世界に突入します。 ちょっと前に大門と灰緑にお呼ばれして「わたらせけんは鬼ばかり」に行きました。また行きたいな。 (panicsmile吉田肇)
足利のフランク・ザッパ? 仕掛けの多いファンカデリック? ブラス・ロックというには猥雑だ。 足利がこんなバンドだらけになってたらと思うと、私は恐ろしい(笑)。 (Chihiro S. - 初代Euro Rock Press 編集長)
大門/複数大門のカップリングの新譜聞かせていただきました。 このバンドのサウンドの魅力を考えると、次に何が飛び出すかわからないビックリ箱のような予測不能の展開、心地よさに自然と身体が揺れるスリリングな拍子とキメ、アイロニカルな詞のラブソング、複雑に交錯する質の高いアレンジメント・・・ 等々いくつも挙げることができます。 しかしながら、私の最も好きなところは、ついつい口ずさんでしまうようなキャッチィなメロディラインが曲のコアになっているところです。 それと、ステージを見ないと損です。さらに驚かされますから。 (水鏡 阿南順也) ★先着5名様に初回限定仕様+初回特典DVD-R付
|